【韓国映画】『工作』/「ムービートークライブ」ファン・ジョンミントーク⑪

韓国映画「工作」ムービートークライブの11回目。
キーワードトーク2個目「リアルな北朝鮮」と3個目「衣装」の話です。
やっぱり北朝鮮の映像とか、北京の映像とか、かなりすごいなあと思って映画見てました。
本当にお金かかったんでしょうね。
そんなに大掛かりなアクションとかないけれど、損益分岐点からかなり製作費が高かったことがうかがえるので、
今回のお話がすごくよく分かります。
キーワードトークが終わったら、ようやく新造語クイズですよ~갑분싸ですよ~💦

「工作」のムービートークライブはvliveにまだありますので、そちらをご覧ください。

https://www.vlive.tv/video/80005

動画38:15~になります。

MC :
2番目のキーワード、まさにリアルな北朝鮮です。
さあ、予告編もそうですし、今見て下さい。
制作記録を見ても、とても驚くほど、ニュースでだけ見ていたリアルな北朝鮮の姿が詰まっているんですが、
今見ても、スティールでも感じられたでしょう。

MC :
皆さん、Vムービーチャンネルにご参加いただいているファンの皆さんも
今、コメントをとてもあげて下さっているんですよ。

監督、実際、普通、南北朝鮮の関係を扱う映画をするなら、
北側の人間が南側に来て生まれるエピソードなんですが。

ユン監督 :
そうですね。

MC :
今回の「工作」は、反対に北へ行くスパイの話です。
だから、たぶん、美術的にもいろいろ気を使ったようなんですが、
いかがですか?

ユン監督 :
そうです。
大部分、北側から韓国に来る北の工作員の話がたくさん扱われて、
北朝鮮に侵入した南側のスパイの話は一度も扱われたことがなかったので、
私の考えるところでは、一つの理由が、お金がたくさんかかってできないだろう(ということです)
なぜなら、北朝鮮を再現しなければならないので。

MC :
そういう部分もあるんですね。

ユン監督 :
(シナリオを)書く時、考えることができませんでした。
これはできなかったので、やらなければとだけ考えて、実際に書いたんですが、
どうしてやらないのか?と、考えてみると。

(←監督のお金がかかって大変だった話に苦笑いの俳優さんたち)

MC :
理由があるんですね。

ユン監督 :
これはお金がたくさんかかるので、やらないんです。
だから、私がこれはしまったと思いながら、
この簡単なことをどうして分からなかったのか、
だから私たちは、PDから始まって、美術監督、撮影監督、
たくさんの方々が苦労したんですよ。
どうして、このようなものを書いて苦労させるのか、どうするのか。
韓国の人は、みんな北朝鮮がどんななのだか知っているが、
単に偽物でやれないか、私もたくさん悩んだんですよ。
それで、大変だったんです。

MC :
そのような悩みもこのように、ところどころ、場面場面に溢れ出ていますが、
今、話をすればするほど、ユン・ジョンビン監督は本当にムービートークライブに最適な監督です。
映画をたびたび撮ってください。

ユン監督 :
私は制作者として(ムービートークライブに)たくさん参加しました。

MC :
制作者としても出てください。

ユン監督 :
後ろに立っていたんですが、次呼んで下さったら私も横に出ておきますね。

MC :
とてもいいですね。予想できない答え(です)

さあ、いいでしょう。
イ・ソンミンさんが、本当に北朝鮮に来ている感じがしたと、仰ってたじゃないですか。
ずばりどうでしたか?
セットとか、そのような撮影地に入った時。

イ・ソンミンさん :
いつもいつも、とてもとても驚きました。
まずは、私たちがよくこのように使う空間とは違います。
食堂とか、集まりがある場所、そのような空間が、スケールがあまりにも大きくて、雄大なので、
私たちが考える「ただ食堂で会う」(というのが)
(そこに)行ったら、何かの大講堂のようなところが食堂であって、
また、私たちが北朝鮮の住民が住む、そういうところを初めて案内されて行ったんですが、
車に乗って現場に行くんですが、入口から「えっ!えっ!えっ!」という声が出るぐらい
完全に「これは何だ?何だ?えっ!」(と言う)ぐらい本当に北朝鮮に来たような感じがして、
一体、この場所をどのように作ったのか、どのように構想したのか、
今さっき、ここで見せて下さった写真2枚が、全部作られたものなんです。
実際にある空間ではなく、監督がお金をたくさんかけた(もの)
私たちも見ているあれが…

(←これですね)

MC :
今、また見えています。

イ・ソンミンさん :
元々、あったものではなく、全部作ったんですよね、監督。
(←本当に全部セットなんですね。ピョンヤンも北京も風景とかディテールとか、本当に映画の雰囲気をよく出してますよね)

ユン監督 :
ええ、その通りです。

イ・ソンミンさん :
だから、ここに参加した、私たちの方言の指導をしてくださった方も
初めてその北朝鮮の「闇市」というところを撮影した時
あまりにもリアルで、ずっと興奮しながら歩いていましたよ。
その人は、当時、北朝鮮で残酷な様子を当時見たんですけど。

MC :
その様子はとてもリアルだった…

イ・ソンミンさん :
映画で再現されたものがとても似ていて、
ずっと興奮して歩いていましたよ。
そんな様子が…そのような経験ができるのでしょう。

MC :
8月8日になれば、大きなスクリーンを通して、直接確かめることができます。

さあ、それでは、最後の三番目のキーワードへ移ろうと思います。
3番目のキーワードですよ。
トレンチコートがかっこいいし、制服がかっこいいです。
さあ、見てください。

MC :
韓国のスパイ、トレンチコートのファッション、
そして、北朝鮮のしゅっとした制服ファッションがとても対象的に見えています。
チュ・ジフンさん、「工作」を通して北朝鮮の軍服を着たじゃないですか。
初めて着られたんですが、着心地が悪くなかったですか?

チュ・ジフンさん :
さっき監督がおっしゃってて…
お金をたくさんかけて、どんな素材だとか、そんなことをとても…

(←衣装にもお金かかってたんですね~監督の苦笑いが…💦)

MC :
衣装にも。

チュ・ジフンさん :
とても一生懸命選びました。だから、むしろあれはウールのコートだったんですが、
私たちは1月から、7月までだったか、撮影したんですよ。
でも、とても良い素材を使ってもらったので、
あせもが全身に(できて)、蕁麻疹が出るぐらい(でした)
(←上質のウールだったから暖かくて、夏の暑い時期にはあせもができて大変だったということですかね)

MC :
まるっきり反対ですね
(←冬と夏が正反対という意味でしょうか?)

チュ・ジフンさん :
だから、大変でしたよ。
冬を表現しなければならないので…
さっき制作記を見ても、クローズアップが多い映画なんですが、
汗がだらだら出るので、これはどうしようもできなかったんですよ。
ベビーパウダーをつけて(撮影しました)

MC :
本当に、チュ・ジフンさんには最後まで聞いてみなければならいんでしょうが…
正反対ですよね。

チュ・ジフンさん :
そして、軍服が、皮でできた紐があります。銃を入れるんです。
それなので、撮影がカットすれば(中断すれば)
とても暑いなら、それ(軍服)を脱ぐべきじゃないですか。
(でも)脱ぐことができない。本当に。

MC :
お話を聞いてみたら、衣装の素材までもリアルに再現したんですね。

チュ・ジフンさん :
ものすごくこだわったんです。

MC :
イ・ソンミンさんも北側の衣装を着たんですが、どうでしたか?

イ・ソンミンさん :
私はとても快適でしたよ。実際にこっち側(北側)にある服でしたよ。
思った以上にとても快適で、私は冬には少し寒かったです。
夏は大丈夫なんですが…

MC :
冬は寒く、夏は大丈夫だった。
南側は今見たら、衣装はトレンチコートにパットがたくさん入っている(ものです)
より大きく見えるように。

チョ・ジヌンさん :
元も大きいので、何をもっと大きく作ろうとしたのか、
本当に衣装を見ると、スティールを見たら本当にそのようですね。
私の父親もあのような服は着ていなかったですが。

(←ジヌンさん、面白いことをしれっとした顔で言うので、余計おかしいですよね。ギョンリムさん大笑いです😊)

(←ジョンミンさんも😊)

チョ・ジヌンさん :
だから、困惑したんですが、私が着たそのコートの中に、ユン・ジョンビン監督のお父さんが実際に来ていたコートが…

MC :
私の父親も着ていないけれど、ユン・ジョンビン監督のお父さんが…

チョ・ジヌンさん :
その当時、その当時着ていた(もので)
その時代に着ていた服を着たのが思い出されるんですが、
本当に当時の香りがよく出ているそんな衣装だったので、
印象的でしたよ。
(←トレンチコートもやっぱりその当時のデザインとかちゃんと使ってるんですね。トレンチコートとか今のものと昔のものの違いがよく分からないです💦)

MC :
だから、どれほどリアルで完璧に(したんでしょうか)
セットだとか…あ、今(写真が)出てますね。

MC :
写真がまた出ているんですが、すべての素材にこだわることで
ユン・ジョンビン監督とスタッフたちがどれほど努力して作ったきたことか、
本当にすごいなあとよく思います。
本当に映画を通して、直接確認しようと思いますよ。
キーワード・スティールトークはこれぐらいで終わりましょう。

⑫につづきます。
ここの部分、本当に難しかったです~😢
次から新造語クイズ~やった~😊

■関連記事

コメント