【韓国映画】「工作」芸能番組トーク(芸能街中継)/ファン・ジョンミン、イ・ソンミン

ネットフリックスでも見られるようになった韓国映画「工作」
韓国公開時のプロモーションの時のインタビューを少しずつご紹介していきたいと思います。

映画「工作」のご紹介記事はこちら

【韓国映画】「工作」あらすじ、見どころ/ファン・ジョンミン、イ・ソンミン
ファン・ジョンミンさんの出演映画を紹介しています。(こちらではネタバレ感想はなしの紹介です)韓国でのポスター、スチール...

芸能番組「芸能街中継」クック&トークにご出演

「芸能街中継」は以前、韓国のTV局KBSで放送していた芸能情報番組です
この中に、「クック&トーク」というコーナーがあり、
芸能人が料理を作りながら、トークをするという(まあ番宣ですが💦)コーナーです。
人によってはめちゃくちゃ料理上手な方もいて、
美味しそうなものを作る方たちもいます。

今回、出演はファン・ジョンミンさんとイ・ソンミンさん。
ファン・ジョンミンさんはかつてのバラエティ出演でも結構料理されていて、
決して料理が不得意というわけではないと思うんですが、
何しろ性格がせっかちなので、
どちらかというと男の料理というか(キム・スロさんいわく「適当料理」)
わりと大雑把な感じなので、
ちょっと料理上手というのとは違う感じがします💦
まあ、イ・ソンミンさんは…キッチン立ったことなさそうな、
そんな感じのお二人でした。

作る料理は刺身の盛合せと海鮮鍋

いきなり刺身の盛合せを作ることになるお二人。
生きたタコとか、ホヤとか、普通に考えても難易度高すぎじゃないですか?
このメニューは誰が決めたの?と思わず聞いてしまうイ・ソンミンさん。
お気持ちわかります〜💦

MC :
今日はどんな料理を準備されたんですか?

ファン・ジョンミンさん :
今日の料理は、見たとおり這い回っているこいつら、
この…タコとホヤ、
私の顔がまさにホヤみたいでしょ。
赤くても、肌の感じもよくなくて…まさにホヤ。

MC :
自分で切ってみたことはありますか?

イ・ソンミンさん :
ありません。

MC :
ないですよね。

ファン・ジョンミンさん :
そうでしょう。
これは外に行って食べるものでしょ。
これを家で作って食べたりしないじゃないですか。

イ・ソンミンさん :
誰がこのメニューを…?

MC :
設定の上ではお二人が選んだということに…

イ・ソンミンさん :
そうですか?

ファン・ジョンミンさん :
ああ、これ家でよく作るよ。
本当によく家で作ってる。

MC :
ああ、そうでしょう、そうでしょう。

ファン・ジョンミンさん :
うち、家が刺身屋なんです。

ナレーション :
さあ、始めますよ。
「芸能街中継」が企画した、
ファン・ジョンミンさん、イ・ソンミンさんが料理する
刺身の盛合せ。

イ・ソンミンさん :
これ…

ファン・ジョンミンさん :
包丁が切れないよね。

イ・ソンミンさん :
刃が切れないよ。

MC :
包丁、切れないですか?

ファン・ジョンミンさん :
私は刃物をたくさん使ってきたから分かるんです。

ナレーション :
感じますよね。

ファン・ジョンミンさん :
包丁がダメだ。

MC :
すぐ分かるんですね、本当に。

ファン・ジョンミンさん :
包丁が…包丁が切れない。

MC :
でも、本当に上手に切れてますね。

ナレーション :
料理は道具じゃなく、心でやるものでしょう。

イ・ソンミンさん :
内臓は全部取り出せばいいんです。

ナレーション :
よく知ってますね。

MC :
ところで、イ・ソンミンさんはよくご存じですね。
どうすればよいのかを。

ナレーション :
ここで緊急事態発生です!

MC :
刺身屋を一緒に…

ファン・ジョンミンさん :
よりによって、私が切ると、
どうしてこんなに血が出るの?
私の前に…ここにモザイクかけて下さい。

ナレーション :
もう一度言いますが、これはクック&トークです。

イ・ソンミンさん :
見慣れた感じだけど。

タコはこのまま食べるんでしょ?
これは下ごしらえしないんじゃない。

ファン・ジョンミンさん :
そうですね。

MC :
このまま食べるんですか?

ファン・ジョンミンさん :
こういう風にちぎってそのまま食べればいいでしょ。

MC :
本当ですか?

ナレーション :
ご存じでしょうが、これはお二人が食べるんですよ。

イ・ソンミンさん :
本当に信じてはいないと思いますが、
下準備はこうやったらダメですよ。

ファン・ジョンミンさん :
もう…買ってくればいいんです。

ナレーション :
お二人が作った滅茶苦茶な刺身の盛合せ、完成です。

おやじギャグクイズに挑戦

またまた「カップンサ」の話題を振られるジョンミンさん。
その後、おやじギャグクイズが出題されるのですが、
ソンミンさんは結構当ててましたが、ジョンミンさんは全然当たりませんでした💦

MC :
「アジェ(おじさん)ファタール」と言われる
そんな魅力の持ち主のお二人に
簡単なおやじギャグクイズをお出しします。

ファン・ジョンミンさんには、正直ずっと
「カップンサ」について伺ってみたかったんです。

ファン・ジョンミンさん :
このせいで私は本当に…
完全にバカみたいじゃないですか。
息子にどれだけ怒られたか。

ナレーション :
話題になったシーンはこちらです。

「カップンサ」よく聞きますよね?
「急に雰囲気がさめる」
ファン・ジョンミンさん…私が読みましょう。
「急に糞尿をもらす」

名言が誕生しました。

ファン・ジョンミンさん :
率直に言って、知らないじゃないですか。
どうすればいいのか分からないですよ。

イ・ソンミンさん :
私が聞いた話では、
私たちが知っている「カップンサ」の…
ジョンミンさんがあれを言った後、
略語の意味を変えるべきだ、という雰囲気に…

ファン・ジョンミンさん :
「糞尿をもらす」に?

MC :
今日はとても安全なものだけ準備しました。

ナレーション :
新造語クイズではなく、おやじギャグをやりますよ。

MC :
私のような人が住んでいる島(ソム)は?

ナレーション :
とても簡単でしょ。

MC :
顔を見れば分かります。

イ・ソンミンさん :
ハンサム

MC :
正解です。

ファン・ジョンミンさん :
ああ〜そういうことか。

ナレーション :
自分の顔が思い浮かぶんじゃないですか。

MC :
身体に良くないジーンズは?

イ・ソンミンさん :
ジン…

MC :
そうです。

ファン・ジョンミンさん :
ジーンズはもともと身体に良くないです。

イ・ソンミンさん :
ユ・ヘジン、ユ・ヘジン

MC :
正解です。ユ・ヘジン
ユヘ(有害)、ユへ

ナレーション :
分かってみても空しくなりますね、皆さん。

MC :
すべての人を立ち上がらせる数字は?

ファン・ジョンミンさん :
簡単ですか?

ナレーション :
本当に簡単です。

ファン・ジョンミンさん :
1!

MC :
ああ、そうですね。
そう言って立たせるものもありますね。
みんなを立ち上がらせる数字です。
すべての人を立ち上がらせる数字。

イ・ソンミンさん :
5(오)?

ファン・ジョンミンさん :
イロ…

MC :
数字です。全員を立たせる数字。

イ・ソンミンさん :
五つ(다섯)!
(←全員立て、を意味すると「다 서」と同じ音になります)

ファン・ジョンミンさん :
5かあ。

MC :
そうです!

ファン・ジョンミンさん :
本当にくだらなすぎる。

MC :
新鮮な刺身の盛合せが完成しました。

マイペースなソンミンさん、せっかちなジョンミンさん

次に作るのは海鮮鍋。
イ・ソンミンさんが料理をして、ファン・ジョンミンさんが映画の話をする段取りだったのですが、
ソンミンさんの料理が気になって仕方ないジョンミンさんが面白かったです😊

ファン・ジョンミンさん :
野菜を切りましょう。

ナレーション :
次に海鮮鍋を作ります。

MC :
ほとんど口腔アクションみたいに台詞が多くて…

ファン・ジョンミンさん :
これは1990年代…
あ~本当、これ気になりますね。
(←隣で野菜を切るソンミンさんのことが気になって仕方ないジョンミンさん)
集中できないです。

映画の中でそのようなディテールを生かそうとするなら…
ヒョン、これはすぐ煮えるから…
あ~立ち位置、間違えたみたい。
ヒョン、話してくれない?
そうでなくても、話するの苦手なのに〜

イ・ソンミンさん :
ちょっと、こっちに来て下さい。

ナレーション :
料理担当、イ・ソンミン、
トーク担当、ファン・ジョンミン
口腔アクショントークです。

ファン・ジョンミンさん :
なぜなら、それは身体の管理をちゃんとして…
誰か、火を付けてあげてよ!
あ~本当、気になるな〜
家にないの⁉

ナレーション :
スクリーンでは信じて見る俳優たちですが、
キッチンでは信じて見るのは難しいです。
それでも、紆余曲折の末、クッパン終了しました。
(←クッパンは料理する動画のことですね)

MC :
さあ、刺身の盛合せ、そして海鮮鍋が完成しました。

イ・ソンミンさん :
食べてみましょうか?

ファン・ジョンミンさん :
ちょっと匂いがきつくないですか?

イ・ソンミンさん :
貝だから。

ファン・ジョンミンさん :
息子の足の匂いみたいですけど。

ナレーション :
さあ、果たして味はどうでしょうか?

ファン・ジョンミンさん :
おっ、悪くないんですけど。
すごい、信じられない。

ナレーション :
なぜか分かりませんが、美味しいようです。

お二人のカンヌの感想が…💦

カンヌの映画祭に招待されたお二人。
もう海外が好きじゃないジョンミンさんと、海外慣れしてないソンミンさんの感想が…笑えました。
そして、ジョンミンさんとソンミンさんがお互い評した言葉がいいですね。
本来演技のうまいジョンミンさんが、
「演技の上手い人と一緒にやると、自分も演技上手くなったような気がする」なんて言うなんて、
本当にお二人の演技対決のすごさが伝わりますね。

MC :
おっしゃっていたように、
「工作」はお互いに騙し騙される内容ですが、
俳優同士で、騙し騙されるようなことは…
したらダメですよね?

イ・ソンミンさん :
そうでしょう。

ファン・ジョンミンさん :
そんなことしたらクズでしょう。

イ・ソンミンさん :
映画を撮りながら感じたんですが、
ジョンミンさんは、何をしてもすぐ顔に出ます。

MC :
ファン・ジョンミンさんは不満そうな…
違います、といった表情ですが。

ファン・ジョンミンさん :
いいえ、いいえ。
その通りです。
顔がより赤くなります。

ナレーション :
ありそうな話です。

MC :
誰が見ても、嘘をつくと顔に出そうですね。

ファン・ジョンミンさん :
はい、私は顔の色で語ります。

MC :
カンヌの話をしましょう。
カンヌに行きましたよね。
ファン・ジョンミンさん、いかがでしたか?

ファン・ジョンミンさん :
現地の雰囲気がとてもうるさかったです。
本当にごみごみした市場みたいに、
人がとても多かったです。

イ・ソンミンさん :
アジア以外のところに初めて行ったので、
白人をあんなにたくさん見たのは初めてなので、
不思議な感じがしました。

MC :
イ・ソンミンさんがファン・ジョンミンさんについて
こう表現されてました。

「あらゆる瞬間に、
自分がどうしてファン・ジョンミンであるのかを証明してるようだ」

ものすごい賛辞ですね。

イ・ソンミンさん :
いつも現場で台本にメモを取ったりする姿に、
ものすごい努力をしたり、悩んだりしているんだと。

ファン・ジョンミンさん :
相づちを打つ時、相手がいないと打てないでしょ。
とても助けてもらったし、
エナジーとかそういったものを…
ヒョンと演技をすると、
私も知らずに、演技がうまくなったような気がします。
卓球をする時、上手な人とすると、
知らずにうまくなったような気がするじゃないですか。
それと同じです。

お二人にとって演技とは?

面白そうだから始めたというイ・ソンミンさん。
やってみたら大変だったけど、一生懸命頑張っているとのこと。
演技をしている時が好きだからというファン・ジョンミンさん。
演技をしている時、自分が生きていることを実感できるとのこと。
お二人の個性が出てて素敵ですね✨

ちなみに、ここに出てくる「광대」という言葉について書いた記事はこちらです

【ファン・ジョンミン】「광대」という言葉からジョンミンさんの俳優観を推測してみた 
ファン・ジョンミンさんがトークの中で、ご自分のことを「광대(グァンデ)」と仰るのを聞いたことがあります。そこで、この「...

MC :
お二人にとって演技とは何ですか?

イ・ソンミンさん :
自分が選んだことなので
最後まで責任を持たねばならないことでもあるし、
もし10代の時にまた戻れるなら、
あまり選びたくない仕事でもあり。

ファン・ジョンミンさん :
好きでやっていることなので、
仕事ではありますが…
そんな感じです。

イ・ソンミンさん :
私は好奇心で始めたので。

MC :
若い頃の好奇心は恐ろしいですね。

イ・ソンミンさん :
好奇心でやったら、面白かったんです。

MC :
面白いでしょう、そうでしょう。

イ・ソンミンさん :
でも、ある程度続けてると、とてもつらくなる。
長くやってきたので、他のことはできないだろうし、
できることがこれしかないので、
でも、やってみたら、適当にもできないし…
一生懸命頑張ります!

MC :
ファン・ジョンミンさんはどうですか?

ファン・ジョンミンさん :
ただ演技をしている時が、
俳優として、自分が生きていると実感できるんです。
その時間が、それが好きなので、
たぶん今までやってきたんだと思います。

イ・ソンミンさん :
この人は俳優以外に、他のことはできない…

ファン・ジョンミンさん :
そんなことないですよ!

MC :
道はひとつですよね、ファン・ジョンミンさんは。

イ・ソンミンさん :
生まれながらの俳優、役者(광대)のような人です。

ファン・ジョンミンさん :
私は役者(광대)という言葉がとても好きです。

MC :
魅力的な言葉ですね。

イ・ソンミンさん :
役者です。

MC :
ところで、しゃべってばかりで、全然食べてませんね。

ファン・ジョンミンさん :
冷めちゃったし、
率直に言って、ただ食べるだけなのはおかしいでしょう?
何か足りないでしょう。

そうです!
あっ、あるんじゃないですか。

皆さんに素敵なプレゼントのような映画をお送りします。

イ・ソンミンさん :
映画「工作」、ファイティン!

ナレーション :
映画がヒットするよう、芸能街中継が応援しますよ。

ファン・ジョンミンさん :
悪口(욕)じゃないの、これ?

MC :
悪口じゃないです。

ファン・ジョンミンさん :
みんな、私がやると悪口みたいだって。
(←ジョンミンさんと言えば、 욕が似合いますからね💦)

ナレーション :
そんなことないですよ~
映画、期待してます。

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