【韓国映画】「文明特急」インタビュー①韓国映画「新しき世界」ビハインド、撮影裏話他/新作映画「人質」プロモーション/ファン・ジョンミン

新作映画「人質」のプロモーションで
ファン・ジョンミンさんがYouTubeの有名チャンネル「文明特急」に出演されました。
番組の中で出演映画の話、特に映画「新しき世界」のビハインドというか、撮影裏話なども話されていて、
とても面白い内容でしたので、
この番組を何回かに分けてご紹介していきます。

ちなみに、最新映画「人質」については、こちらの記事をご覧ください。

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映画「新しき世界」については、こちらの記事で少し紹介しています。

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 YouTubeチャンネル「文明特急」

「文明特急」はもともと、韓国のテレビ局SBSの作ったデジタルメディアコンテンツから生まれた番組です。
今では、独立してとても人気のあるチャンネルになっており(登録者数150万人)、
カムバックするアイドルや歌手などが出演する「公開名店(美味しい店)」というコーナーなどが代表的なコンテンツになっています。
「公開名店」では、過去のフィルモを振り返る復習コーナーと新曲を披露する予習コーナーなどがあります。

今回、ファン・ジョンミンさんが出演されたのも、
この「公開名店」のコーナーで、過去の映画を振り返って話すコーナーと、新作映画「人質」を宣伝するコーナーに分けてトークをしています。

特に、MCを務めるジェジェさんはもともとSBS社員であったのが、
番組MCを務めるようになり、一時「ヨンバンイン(연반인)」として有名になりました。
ヨンバンインとは、芸能人(ヨネイン)と一般人(イルバンイン)を合わせた言葉で、
芸能人のような一般人のような存在ということのようです。
とはいえ、今はすっかり芸能人と言っても差し支えないほどご活躍しています。

テンションが高くてちょっとびっくりするぐらいですが、
一般人ファン視点っぽくて何か好感が持てますね。
また、すごくいろんな情報を調べてトークに臨まれることでも有名です。

何か、いつも俳優さんたちが出るトークとはまた違った雰囲気でとても楽しかったです。

それから、「文明特急」について、
私が愛読させていただいている、だいさんのブログに紹介記事がありますので、
そちらのリンクも貼らせていただきますね~
ジョンミンさんの回以外にも、面白い回を紹介してくださっています😊

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 オープニング 友情旅行について

オープニングでいきなり、ジェジェさんのチョンチョンのものまねから始まります~
ファン・ジョンミンさんも笑いをこらえるのが大変そう💦

そして、有名な3人の友情旅行の話に。
ファン・ジョンミンさんとチ・ジニさん、チョ・スンウさんが
15年以上前に行った旅行の写真がネットで話題になったのですが、
ジェジェさんを始め、たくさんの人がその写真をまねて写真を撮っているというのは知らなかったです~

ジェジェ :
私、ファン・ジョンミンさんの友情旅行を真似したことがあるんですよ。

ファン・ジョンミンさん :
あ、本当ですか?

ジェジェ :
まったく同じように友達とこのコンセプトで旅行に行ったことがあります。
ちょっと見てください。
私がファン・ジョンミンさんの役をやったんですよ。
これがあれですよ…
これまったく同じように、ちょっとこの感じを生かしてみようと。

ファン・ジョンミンさん :
どうしてそんなことしたんですか?
本当に聞いてみたい。

ジェジェ :
これ本当に流行ってるんですよ。
私だけじゃなく、たくさんの人が同じように真似してます。
みんな、このコンセプトで旅行を…
2003年に行った友情旅行がここまで長く話題になると思いましたか?

ファン・ジョンミンさん :
とても恥ずかしいんです、私は。

ジェジェ :
どうしてですか?
これ本当にクールですよ。クールだから真似するんです。

ファン・ジョンミンさん :
あ、そうですか?
いや、貧乏旅行でしょ。

ジェジェ :
いいえ、違います。

ファン・ジョンミンさん :
少し前に、ジニと会って、
「また旅行に行こう、行ってまた写真を撮って上げよう」
「そうだ、行こう」そう言ったんだけど、
とても忙しくて、行けなかったです。

ジェジェ :
この旅行を真似する時、
必ず守るとよい裏技があるとしたら、何でしょうか?

ファン・ジョンミンさん :
絶対に、朝から晩まで…

ジェジェ :
昼酒から始めろと?
酒飲みのロールモデルですね。

 「新しき世界」ビハインド、撮影裏話など

復習コーナーではさっそく「新しき世界」のビハインドストーリーが。
本当にチョンチョンという人物には、ファン・ジョンミンさんのアイデアがとてもいっぱい詰まってるんですよね。
裏切り者を始末した後、雨だれで手と口をすすぐあの名シーンについても…あんな心境で演じてらしたんだなあ~とちょっとウルウルとしてしまいました😢
(別のラジオで、あの時の水が汚かったという話もしていましたが😊)

ジェジェ :
これまでも多くの人たちの人生の映画として話題となっている「新しき世界」
ファン・ジョンミンさんはここで
ゴールドムーンのナンバー2であり、
前の北大門派のボスとして出ています。

ヘアスタイルから衣装、セリフまで
ほとんどすべて、ファン・ジョンミンさんの
アイデアとアドリブで作られた、
飛行機のスリッパを履いたらどうか、というアイデアも直接出されたとか。

ファン・ジョンミンさん :
これはチョンチョンの初登場の時の姿です。
実際、チョンチョンなら
靴を履くのは足が痛いから
機内のスリッパを履こう、と言うんじゃないか。

「新しき世界」で
チョンチョンの登場部分は多くないんです。
最初の場面、最初の姿で、
この人は、この人間は、こうなんだ
気ままで勝手放題な人なんだなあ、
というところを見せたかったんです。

ジェジェ :
この髪も実は天然なんだと聞きました。
わざわざセットしたんじゃなくて、
天然の、天然のくせ毛ですよね。

ファン・ジョンミンさん :
完全に天然です。
後ろの「人質」のポスター、
あの髪型も、私の髪そのままです。
今も髪を一生懸命ひっぱってるんです。
ドライヤーでひっぱってセットしてるんです。

ジェジェ :
こんな風にひっぱてるんですか?

ファン・ジョンミンさん :
もともとチョンチョンは
あんなスタイルじゃなかったんです。
ちゃんと整えて、このように2対8にセットするつもりだったんです。

ジェジェ :
ポマードスタイル?

ファン・ジョンミンさん :
チョンチョンほどの人なら
マフィアらしくちょっとチャラい感じがあった方がよいだろうと思って
スタッフと話したんです。

ジェジェ :
ここは本当にたくさんアドリブをされたんですよね。
ここ、裏切り者たちを処分して
雨だれで血がついた手を洗い、口をすすぐ、
これも純度100%のアドリブだったと。

ファン・ジョンミンさん :
裏切り者の首をはね、シャベルで殴り殺して、
血がぱっと飛び散った状況で。
イ・ジャソンという友人が警察官であることに気づいていて、
そいつを殺すべきか、殺さないべきか、
というとても複雑な感情を表現するんですが、
台本にはただ「後ろ姿を見せる」とだけ書いてあったので…

実際、ただ単に血を洗いたくてそうしたのではなく、
この状況をどうしたらうまくやりすごし、
ジャソンを助けてやることができるだろうか、
ということについてのある種の激情を表現してるんです。

観客に、チョンチョンは、
ジャソンが警察なのか、そうでないのか、
知っているのか、知らないのか、
今のはそういうことじゃなかったか?
一体どうなるんだ?
そんな感じのより複雑微妙な雰囲気を表現しきったんです。

ジェジェ :
私は、チョンチョンはまだ、
ジャソンが警察だということを知らないと思っていました。
そういう可能性も残してくださってるようです。

名セリフの「トロワ~」は
台本に「トロワ~」とあったんですか?

ファン・ジョンミンさん :
ありません。
まったくありませんでした。

ジェジェ :
あ、それならこれもアドリブなんですね。

ファン・ジョンミンさん :
最初に台本を受け取って、
チョンチョンのセリフについて監督に言ったんです。
何と言ったかというと、
私がセリフを、台本を全部直そうと思う、
全羅道方言を話される方に
ちゃんとした方言になるよう直してもらい、
全部セリフを変えようと思うと、話しました。

それから、悪口(罵り言葉)をもっとたくさん入れようと思うと、
言いました。
観客たちが映画を見て、映画館を出て、
チョンチョンと言えば、悪口!
ただそれだけ思い浮かぶようにさせてやろうという気持ちで。
それから、すべての悪口を
私がすらすら口に出せなければならないので
もう一度、私がセリフを全部書き直したんです。
書いて、監督にチェックしてもらって、見てもらって、
監督が「いいね、オッケー」となって、
できたものなんです。

ジェジェ :
わあ~すごい!

ファン・ジョンミンさん :
一番最後の場面も台本になかったんです。
イ・ジャソンとチョンチョンが
どんな風に出会ったのか?
そして、どうやってヨスからソウルに行ったのか?
それがとても気になるじゃない?となって、
それでこの場面が生まれたんです。

本当に台本にない場面だったので、
私たちがその状況を話し合って、
監督とも話しながら、文章にしたんです。
ちょっと「太陽はない」のオマージュも入っていました。

その場面で、私が歩いていて、
画面の外に抜けて、また戻ってくるじゃないですか。
実際、このように緊張すると、
尿意をもよおすじゃないですか。
それがアドリブだったんです。
さっと歩いていて、私が急いで画面から外れて、
すぐ戻ってくるからと。

どうにかこうにか、そんなセリフとか…
そういったもの全部がアドリブだったんです。
それは本当にアドリブだったんですよ。

ジェジェ :
確かに、この最後のシーンは、
たくさんの人が
「ああ、それでジャソンはチョンチョンをあのように信じ、
チョンチョンもジャソンをあのように信じることができた、
ブラザーだったんだなあ」
それが一気に理解できたんですよね。

ファン作家ですね。

ファン・ジョンミンさん :
いえいえ、みんな一緒に、
一緒にやったんです。

 「新しき世界」エピソードその他

ここでは、あの有名なOSTを聞くと、映画のような気分になるという話や、
ジョンミンさんがサウナで高校生たちに囲まれて「ブラザー、ブラザー」言われた時のエピソードなど話しています。

それから、新造語クイズ。
息子さんは使わないんですか、という話題から、息子さんの身長が183センチもあるという話に!
あの小さかったお子さんが…183センチ⁉
もうジョンミンさんより大きいんですね~💦

ジェジェ :
この感情のまま「新しき世界」のOSTを聴く方が本当に多いんです。

みんなこれを聴くなり、感情移入して…

(ここからはネットのコメントを紹介していますね)
これを聴いて「タイマンを張る人」
「ショッピングカートを押しているのに会長をお連れしているよう」
MP3で聴きながら、マートに行くんですが、
「おい、ブラザー」って言って、商品をカゴに入れるんですね。

ファン・ジョンミンさん :
キッチン道具とか…
包丁売っているので、そこに行ったらダメですね。
そうしたら、大変なことになる。

ジェジェ :
「この曲を聴き、チーム長に書類を差し上げようとして…
”生かしてさしあげます”になりました」
(←ちょっと分からないんですが、
「書類を差し上げる」と映画の中の名セリフ「生かして差しあげます」というのが
似ているのかなあ~と想像しました)

「最近、夜退屈な時、これを流し、
ベランダに出て、視線だけ下に向け、
外を歩いている人たちを後ろ手を組みながら見つめる」んだそうです。
ひとりベランダに出て、こんな感じで…
「始末しろ!」と言って、戻ってくるような…

みんな、日常生活で「新しき世界」を撮ってるんです。
この曲を聴きながら、カッコつけてみたことないですか?

ファン・ジョンミンさん :
一回もないです。

ジェジェ :
私ならたくさんやるのに~!

ファン・ジョンミンさん :
こんなことはありました。
サウナに入っていたんですが、
15人あまりの高校生がわあっと入ってきたんです。

ジェジェ :
どうしよう、大変!

ファン・ジョンミンさん :
背を向けてシャワーをしてたんですが、
その中のひとりが私に気づいたんです。

ジェジェ :
どうしましょう!

ファン・ジョンミンさん :
それで、15人みんなやってきて
「おっ! おっ!」ってなって。
シャワーをしてるその後ろで、
「おっ! おっ! ファン・ジョンミン、ファン・ジョンミン!
ブラザー、ブラザー!」
それで、顔だけみるならいいんですけど…
おっ!(上、下)
ずっと、行ったり来たり、行ったり来たり。

とても恥ずかしくて。
分かったから、お前ら早く行けって言ったんだけど、
「おっ! おっ!」って感じで、
私が「あっち行け、お前ら、あっち行け」と言ったのを、
その子たちは、それを「トロワ~トロワ~」って言ったように
感じたみたいで。

ジェジェ :
その子たちは幻聴を聞いたんですね。
「トロワ~ってことかよ、ブラザー!」って、
大騒ぎですね。

ところで、ファン・ジョンミンさんの実績なら
もう流行語製造機と言ってもいいですよね。
カップンニョ
カップンサを「急に糞尿をもらす」と。
糞尿という言葉がとても強烈で、
私もよくカップンサをカップンニョと言います。

また別の流行語を、今も作り出してますよね。
これはもう言葉のセンスですよ。
私が2000年代生まれの人に、何個か聞いてきました。

ひょっとして「인스스」という言葉を知ってますか?

ファン・ジョンミンさん :
知らないです。인스스?

ジェジェ :
類推できませんか?

ファン・ジョンミンさん :
こういう言葉は一番難しいと思います。

ジェジェ :
そうですよね。どうしてこのように短くするのか。

ファン・ジョンミンさん :
これ인스스?
あ~これ…これ인스스?
(←ある?という意味の있었어に無理やり寄せているような💦)
だから、 인스스(あるの)?  없스스(ないの)?
そうじゃなければ、
「顔をしかめてるの?(너 인상 써?)」というのを
簡単に「너 인스스?」って言うとか。

ジェジェ :
인스스はインスタストーリーのことだそうです。
ご存じですか? インスタストーリー?

ファン・ジョンミンさん :
私はインスタをしないので。

ジェジェ :
「카공」は何だと思いますか? 카공
카공はカフェで勉強する人たちのことです。
息子さんがいらっしゃるので、
ひょっとしたら카공はご存じじゃないかと。

ファン・ジョンミンさん :
あいつは勉強しないので。

ジェジェ :
あっさりしてらっしゃいますね。
でも、5、6年前まではスクーターで
登下校の送り迎えをしていらっしゃったそうじゃないですか。
最近は一緒にスクーターに乗ったりとかは?

ファン・ジョンミンさん :
あいつは、急に図体がとても大きくなって、
私より大きくなりました。
中3なんですけど、183センチあります。

ジェジェ :
2006年生まれがもう183センチあるなんて…

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