【ファン・ジョンミン】「私は映画人だ」インタビュー/新作映画「人質」プロモーション/ファン・ジョンミン

新作映画「人質」のプロモーションで、
韓国の映画情報番組「映画がよい」の「私は映画人だ」のコーナーに、
ファン・ジョンミンさんがご出演されました。

ファン・ジョンミンさんのインタビューを交えながら、
これまでのフィルモグラフィーを振り返り、
ファン・ジョンミンさんがご自身の映画観を語っています。
どの作品、演技に対してもとても真摯に取り組んでらっしゃる様子が分かるインタビューです。
これだけ演技の上手い方から、まだ「勉強」という言葉が出てくるのもなんかすごいですね💦

今回はこちらの動画の内容をご紹介します。

ちなみに、最新映画「人質」については、こちらの記事をご覧ください。

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 悪役を演じる快感

悪役を演じるのはある種の快感があるそうです。
普通に生きていてはできない生き方だから、だそうです(そりゃそうですね💦)
でも、「悪の終わりを見せてやろう」という気持ちで演じていたというの意外です~
完全に悪人になりきっているように見えますよね💦

※インタビュー部分だけまとめました

MC :
実際「トロワ~トロワ~って1回だけ言ってもらってもいいですか?」
って言う人は多いんじゃないですか?

ファン・ジョンミンさん :
人々は私がただ通り過ぎただけで、「お、トロワ~トロワ~」って言いますよ。
「新しき世界」には、悪口(罵り言葉、悪態)がたくさん出てくるじゃないですか。
「悪口を言ってください」っていう方がいて…
当然、言ったことはありません。言ったらダメでしょう。
ただ笑っていました。

MC :
ファン・ジョンミンさんはなんか親近感を感じますね。
どこかにいそうなヒョンみたいです。

ファン・ジョンミンさん :
映画を見る時、人々は私を見るのではなく、
映画に出てくる人物を見ているじゃないですか。
その人物になじんでいるので、
私を見てもなじみがあり、親近感がわく、そんな感じでしょう。

MC :
あるインタビューで、
悪役は私にとって力になると言っていたのを聞いたのですが、
本当ですか?

ファン・ジョンミンさん :
私たちはただ善良に生きようとしているじゃないですか。
悪い人間として生きてはいないじゃないですか。
だから、俳優という職業を通して、
その役を演じる時、ある種の快感が、確かにあります。
悪役の演技をする時。
「甘い人生」では、そんなに出演しなかったんですが、
悪を終わりを見せてやろう、と。
4シーンしかないんですが、
ずっと話していたのは、
悪の終わりをお見せしようということでした。

MC :
その前までは、悪役はあまりやってないですよね?

ファン・ジョンミンさん :
いえ、やらせてもらえなければやれないでしょう。
やらせてもらってやるものでしょ。

 自分が見ても本当に怖いと思うキャラクターは?

「コクソン」「工作」そして、「工作」の後にやった演劇について語っています。
本当にジョンミンさんは、常に演技の勉強、勉強って方ですね。
「工作」でも素晴らしい演技を見せているのに、
自分ではまだまだ、って感じで思ってらっしゃるんでしょうか。
本当に演技することに真摯な方だなあと思います。

※インタビュー部分だけまとめました

MC :
自分が見ても、本当に怖いと思うキャラクターは?

ファン・ジョンミンさん :
「コクソン」のイルグァン
ムーダンという初めて演じる不慣れな職業でした。
人が人に対して呪術を使うという非常に良くない行為で、
それは殺人にも等しいことです。
そういう行為をすることは、私にとって耐えるのが難しいです。

私はただの一度も、台本を選ぶ時、役を見たことがありません。
台本がとてもとても面白い、
私がこの本を観客にプレゼントすることができるか、できないか、
それで判断します。
主人公だけに固執するなら、ドウォンの役を求めるはずでしょう。
映画を見て、妻が「いつ出るの?」とそう言いました。
私の役は映画が始まって1時間後に出るんです。
その人物が主人公だろうが、脇役だろうが、
ただ通りすがりの端役だろうが、重要ではありません。
その話の中に息づいている人物であることが重要なんです。

たくさんの儀式を見に行きました。
ビデオを持って、すべて撮り、
儀式の順番や読む言葉を一人で練習もしたんです。
先生は蔚山でとても有名な腕のいいムーダンの先生なんですが、
「ジョンミンさん、本当にムーダンになってみる考えはない?」と
真剣に聞いてきました。

(「工作」について)
負担感が本当に大きかったです。
実話のような話を私が観客たちに披露しなければならなかったので。
言葉のディテールやセリフがあんなにも多い映画をやったことがなかったので、
とても大変でした。
率直に言って、上手にやっていたと観客が思っていても、
私自身、足りていないと思う部分が明らかにあったんです。

MC :
ファン・ジョンミンさんと言えば、友情旅行が有名じゃないですか。
今、友情旅行を行くとしたら、
一緒に行きたい俳優は誰ですか?
1番イ・ジョンジェ、2番チョン・ウソン、3番ユ・アイン、
4番パク・ジョンミン、5番リュ・スンボム

ファン・ジョンミンさん :
本当に1番から5番、みんな一緒に行きたいです。
私がとても大好きな人たちなので。
それなら…私はパク・ジョンミンですね。
旅行で雑用をさせられる人がいないでしょう。
ジョンジェとか、ウソンとか、スンボムは、
雑用をさせるにはちょっと気まずいですよ。
ジョンミンは、「おい、行ってこい」って言えば、
すぐ行ってきてくれる奴だと思うので…

MC :
映画「工作」の後、演劇をされたじゃないですか。

ファン・ジョンミンさん :
もう一度、演技をうまくやってみたくて演劇に行ったんですよ。
若い頃、私がしていた通り、
もう一度、勉強を始めたんです。
乱れなくうまくやらねばならないのも俳優の役割なので。

でも、映画をやる時は、どうして演劇のようにわざわざ体を作らないのか?
このように作らないとならないんじゃないか?
とずっと問い返しながら、やっていました。

 ファン・ジョンミンにとって映画とは?

最後は、最新作「人質」についての話です。
ファン・ジョンミンさんは、以前にも嘘では観客の心は動かない、そこに진심(真心)がなければ、
というようなことを言っていました。
面白いことを言うなあと思った記憶があります。
そもそも演技というのは嘘じゃないですか?
演技の中における진심(真心)とは何なのか、考えさせられますね💦

※インタビュー部分だけまとめました

(新作映画「人質」について)
MC :
今回の反応はやっぱり、
ファン・ジョンミンがファン・ジョンミンをやる、
そんな声が出ています。

ファン・ジョンミンさん :
俳優ファン・ジョンミンが俳優ファン・ジョンミン役をやるので。

実際のファン・ジョンミンなら、
どんなやり方で表現しただろうか、
そういうことについて勉強が必要だったんです。
とても難しかったです。
実際に私は拉致されたことがないじゃないですか。
縛られて、動けないから、顔だけですべてをしなければならないので。
でも、もし体が楽なまま、言葉だけしゃべっても
それは嘘じゃないですか。
血が通わないぐらい強く縛られてこそ、
本当に縛られた感じがするでしょう。
そういう表情になるんです。
観客たちは、映画が始まって、
私が拉致されて、覆面を外された瞬間から、
みな、私と自分を同一視する経験をすることになるでしょう。

MC :
ファン・ジョンミンさんにとって映画とは?

ファン・ジョンミンさん :
私の人生(인생)、生(삶)です。

 

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