【韓国ドラマ】「ハッシュ(허쉬)」第13・14話感想/ファン・ジョンミン

1週間遅れになりましたが、13話、14話の記事になります。
先週は週末ドラマに時間が取れなく、平日も忙しく書くことができなかったんですけど、
せっかくなので簡単に振り返っておきます~

12月11日より、ファン・ジョンミンさん出演のドラマ「ハッシュ」が始まりました。
いずれ日本でも放送されると思いますが、それまで待ちきれずにご覧になっている方向けに簡単なご紹介(っていうか、自分的に印象に残った部分)を書いてます。
完全にネタバレです! あらすじ解説でもないので見ていない方、これから見ようという方には正直おすすめしません💦

あと、字幕がないため間違って理解している部分もあるかと思います。その点はご了承ください。

ネタバレ注意‼

■海辺の二人に心和みました!

13話ではいよいよジュニョクが行動開始?という感じで、
「No Gain, No Pain」の活動をオフラインに引きずり出すことによって完全に消滅させてしまいます。
これで社長の信頼を得たと思わせておいて、
ジュニョクはスヨンの弟に、デイリー韓国を相手に訴訟を起こすよう密かに促します。
(促したというより、今だよ!って感じでしたけど)
さらに、その訴訟に対し、社長が記者会見を開いて謝罪するよう提案するんですね。
正直、このあたりのジュニョクの意図があんまりよく分からないです💦

それと並行して、ユン室長がジュニョクを陥れようと画策しており、
ジスが新羅日報のク記者にスヨンは殺されたんだと、言ってしまったことを利用して、
わざと、スヨンは殺されたらしいというゴシップを流して、
ジュニョクとジスを陥れようとします。

そんな中、ジュニョクがジスを誘いにくるんです😊
ちょっと時間を借りたい、代わりに美味しい朝食をおごるからと言って、
夜中二人で海に行くんですね。
망상海水浴場ってところみたいです。まさに韓国の海辺だなあという感じのところですね。
ジュニョクは車の中で朝まで何か記事を書いていて、ジスはぼおっと海を眺めていて。
すごくのどかなシーンで久しぶりに気分が上がりました💦

ジュニョクが朝食を食べにジスを連れて行ったのは、
かつてジスの父、ヨンミンさんの同僚だった人が経営しているカフェでした。
昔、ジュニョクはヨンミンさんとここによく朝食を食べに来ていたみたいです。
ここのジャージャー麺が美味しくて、なんと朝食にジャージャー麺を食べます💦

「ご飯」を食べることは何よりも重要だけど、
誰と食べるかがより重要なんだーーーと言うジュニョク。

最近になって、ヨンミンさんと食べたジャージャー麺を思い出して、
もう一度その味を味わいたくて、ジスに時間を借りたんだ、と言います。

ジスはそのかいがあった?と聞くと、
ジュニョクは、完全に同じじゃないけど…ってちょっと不満そうな顔をしてから、
だいたい同じだと、笑います。

それに、ジスも私は「メイド・イン イ・ヨンミンでもあるんですよ」って答えます。
その前の場面で、ジュニョクは自分はメイド・イン ヤン・ユンギョンだと言って、
ジスも、私はメイド・イン ハン・ジュニョクなんで、って言ってたんですよね😊

ジスはジュニョクに対してもものおじせずすごくまっすぐに対してくれて、
二人の関係が見ててとても気持ちいいなあと思います。
本当はもっとこういうシーンがいっぱいあったらよかったのに…と残念な気持ちになりました。

そして、店のオーナーが、ヨンミンが一番好きだったのはジャージャー麺だったって言うと、
ジュニョクが、違う、コムタンだ!って言って、
ジスが、いやいや、チキンだって!って言い合うシーンがすごく微笑ましかったです。
ヨンミンさんを通じた3人のつながりに心がほっこりするシーンでした。

■父親を信じたい心が、あなたのフェイクニュースを生み出す

ジュニョクとジスが海に行っている間、
社長がスヨンを殺したんではないかという記事が流れて大騒ぎになっていました。

スヨンが殺されたことをリークしたのジスではないか、
ジュニョクはジスとグルなのではないか、という疑いをかけられ、
二人は問い詰められます。

しかし、これも実はジュニョクの策略だったようです。
ジュニョクはジスを守るために、
わざと社長が犯人だという記事を流して、その後行方をくらました上で、
翌日、社長を擁護する記事を新羅日報に書いてもらうようにしていたんです。
海辺でせっせと書いていたのは、その記事だったんですね。
最初から社長が謝っても、世間はうさん臭く思うだけだから、
まず、社長が殺したんじゃないかと非難させておいて、
社長が子供なくしていることと、社長が死んだ社員を子供に重ねて、胸を痛めてるという記事を出して、
世論を味方につけたということのようです。
いや~何かうまくいきすぎでしょう💦 
というか、言論操作って怖いですね。

何か社長に同情票が集まって、与党からも推薦を受けられることになり、
社長は上機嫌、すっかりジュニョクのことが気に入ってしまい、
ジュニョクはそれに便乗して、社長室にある金庫のことを聞き出すことに成功します。
ここにスヨンの死んだ日の映像があるとジュニョクは思ってるみたいですね。

ユン室長の嫌がらせを逆手に取り、
完全に社長とアン代表の信頼を勝ち取ったジュニョクですが、
やっぱりこの人、ナ局長はジュニョクのことを疑ってるみたいです。

ナ局長はジスを昼食に誘い、
昔、自分がジュニョクといろいろ企んで面白がっていたように、
あなたは、今ジュニョクとやっているんだろうけど、
でも、昔の遊びとは違う。
今、ジュニョクがやろうとしていることは犯罪だーーーと言います。

それは、つまり、
ジュニョクが、15階にあるスヨンの死んだ夜の映像を盗もうとしている、
ということを知っているということでしょうか?
今、ジュニョクのしていることで犯罪らしきことはそれぐらいしかありませんよね?

それから、局長は、ジスの父親の話を始めます。
あの記事を書いたのは自分だ、ヨンミンさんは同僚だし友達だった。
でも、恥ずかしいとは思っていない、事実だから、と。

ジスは怒って、フェイクニュースだったでしょ!と言うと、
局長は、

あなたはそれをどうして確信しているの?
人々は、自分の望むニュースが書かれることを望んでいる。
メディアがフェイクニュースを作るんじゃない、
人々が、自分が見たくない記事をフェイクニュースだと信じたいという心がをフェイクニュースを作り出す。
あなたがお父さんを信じたいと思う心が、あなたのフェイクニュースを作り出すんだ。
みんなが満足する、幸福なニュース、美しい記事、この世界にそんな甘い結末はない。

そう言います。

まあ、最近よく言われてることでもありますね。
自分の信じてることと違うニュースだと、新聞やTVのニュースでもフェイクだって言って信じないけど、
自分の信じたいことと合致している話は、どこの誰のツィートか分からなくても無条件に信じる人が多い、
世界的な傾向だそうです。
メディアが信頼をなくしていることとSNSの発達で、そういう傾向が加速度的に強くなってるようですね。

局長の言っていることは、いろいろ面白いんですけど、
結局、このドラマはどういうことを主張したいのかが分からないまま、ここまで来ちゃってますよね。
ジュニョクの考えと局長の考えの対決なの?と思わせつつ、
結構局長の考えも理があるように描かれているんですよね~
次週、この後局長の言葉にジスがどう反論するのかーーー楽しみですね。

■ジスのオム部長のまねがかわいかったです

14話では、アン代表がジュニョクを試すために、
わざとみんながいつも言っている居酒屋に、ジュニョクを連れて行き、
一触即発になるシーンがあります。
ここのシーンなかなか面白かったです。

アン代表が、「デジタル・ニュース部は…」って言ったら、
ジスが
「ちょっと‼ 誰がデジタル・ニュース部だって⁉ 私たちはデジタル・デイリー韓国だ‼」って言うシーンがあるんですが、
これ、パク・ホサンさん演じるオム部長の口癖なんですよね。
ジスの言い方、ちょっとなまった感じまでオム部長にすごく似てて、爆笑してしまいました!
ジス、ほんとかわいいですね

関係ないですけど、
パク・ホサンさんは「マイ・ディア・ミスター」や「刑務所のルールブック」などに出てらっしゃいますが、
どれもすごく存在感ある愛すべきキャラクターで、いい俳優さんだなあと思います。
今回のオム部長もとても愛すべきキャラで😊
もっと出番があったらよかったなあとつくづく思いました💦





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