【韓国ドラマ】「ハッシュ(허쉬)」第15話感想/ファン・ジョンミン

ついに最終週、15、16話になりました。
最終週ということなので、今回は1話ずつ記事を書きたいと思います。

12月11日より、ファン・ジョンミンさん出演のドラマ「ハッシュ」が始まりました。
いずれ日本でも放送されると思いますが、それまで待ちきれずにご覧になっている方向けに簡単なご紹介(っていうか、自分的に印象に残った部分)を書いてます。
完全にネタバレです! あらすじ解説でもないので見ていない方、これから見ようという方には正直おすすめしません💦

あと、字幕がないため間違って理解している部分もあるかと思います。その点はご了承ください。

ネタバレ注意‼

■スヨンの死の真相は…

ついにスヨンが死んだ夜の防犯カメラの映像を手に入れたジュニョク。
そこに映る人物、ホン・ギュテを呼び出し、話をします。

ギュテはその夜、社長と夕食を取り、
その後、デジタル・ニュース部で社長と話をしました。

インターンはみんな、ギュテのおかげで全員採用になったけど、
一人だけダメだった人がいて、ちょっと…と話すギュテに、
社長は、その人はその「みんな」にすらなれなかった、なる資格がなかったんだろう、と言います。
実はそれを当直をしていたスヨンがこっそり聞いていたんですね😢
どうやらスヨンは局長の言葉というより、このやり取りにショックを受けて自殺したように見えました。

職場を出る瞬間、スヨンの存在に気づいたギュテは、
帰り際に一人、エレベーターでスヨンのところに行こうとしますが、
結局、エレベーターを降りずにそのまま下に降りて行ったのでした。
つまり、その場にいた(ジスが見た)のはギュテだったのですが、ギュテは結局何もしないで帰ったんですね。
まあ、結局他殺ではなく、自殺だったということですね。
(さすがにどう考えてもスヨンを殺すような動機のある人はいなかったですものね💦)

脅迫するんですか?と聞くギュテに、ジュニョクは、
脅迫じゃない。私たち全員、彼女に許しを請う最後のチャンスだ、と言うと、
ギュテは、何と言えばよかったんだ、かける言葉がなかったんだ!と叫びます。

ジュニョクもまた、ギュテのせいではないことはよく分かってるんですよね。
でも、ただ。
スヨンが生きる世界が、もう少しやさしかったら。暖かったら。
悲しいですね。

ギュテと別れた後、ジュニョクは思います。
もしギュテが、スヨンのところへ行き、慰めの言葉を一言でもかけていたらーーー
「ごめんね、ヌナ」

もし自分が、あの電話の後、すぐに行って当直を変わっていたらーーー

もしジスが、スヨンを一人残していかなかったらーーー
「最後の日だから、二人で飲みに行こう。オンニに最高のスメクを味合わせてあげる」

もしイ記者が、スヨンに当直をさせなかったらーーー

もし局長が、あのようなことを言わなかったらーーー

本当にそんな世界だったら、そんな優しい世界だったら、どんなによかったでしょうか、
映像を見てそんな思いに切なくなりました。
描かれる世界があまりにも眩しくて、切なくて。何とも言えない気持ちになりましたね…

そもそも、インターンシップがなかったらーーー
どうだったろう?
スヨンはまだ私たちたちと一緒にいただろうか?
一度でも誰かが、彼女に大丈夫かと聞いていれば。
一人でも手をさしのべていれば。
私たちの無関心がスヨンを追い詰めたのではないかーーー

ジュニョクの後悔がとても胸にせまる場面でした。
もちろん誰かが直接スヨンを自殺に追い込んだわけではないんですよね。
そして、もしスヨンが実際につらい思いをしていたとしても、
もう少し暖かな言葉や思いやりがあれば、死ななかったかもしれない。
確かに、ギュテはスヨンに対して何も悪いことをしたわけではないのですが、
(不正採用の件は悪いことですが💦)
ほんのもう少しだけ人を思いやる暖かい気持ちがあれば、
結果は違ったのかもしれませんね。

もしものシーンが映る時、
局長とジュニョクが帰っていくのを息をひそめて待っていた
インターン4人が、先生に隠れて悪いことをしてた学生みたいに
笑い合う姿は何とも切なく、本当にやりきれないシーンでした。

■娘ちゃんの笑顔に泣きました😢

ギュテと別れた後、
ジュニョクのもとに、娘のヨンドゥから電話がきます。

最近、メールくれないね、アッパのメール好きなのに。
わあ~娘ちゃん、かわいいです。
忙しくてーーーというジュニョクに、
言い訳でしょ!というヨンドゥ。

どうやら、ジュニョクは自分に負い目があるから、
なるべくヨンドゥと会うのをさけているみたいです。
電話を取るまでは辛そうな、気まずそうな顔をしているのですが、
「アッパ!」っていう一言を聞いた時のジュニョクの顔に何とも言えない感情があふれだすんですよね。

そして、ヨンドゥは、今日会おうと言い、
また、チェロを弾いている動画を送ってきます。

喫茶店でジュニョクにチェロの話を楽しそうにするヨンドゥ。
自分のせいで障害を負ってしまった娘が、
本当に明るく幸せに成長しているのを見て、ジュニョクはどんな気持ちだったでしょうか。
見ているこちらも嬉しくなってしまいました。
本当にまぶしいぐらい愛らしい姿でした😊

やがて、車椅子を押した先生がくると、
ヨンドゥはもう行かなきゃと言って、車いすに乗り移ろうとします。
ジュニョクが「手伝うよ」と手を差し出すと、
私、大丈夫よーーー
そう言って、自分の力で車いすに乗り移るヨンドゥ。

左足の義足を引き上げると、パンツの裾がずれて義足が見えてしまいます。
それを見つめて、何か言おうとするジュニョクに、
ヨンドゥはしっと、唇に指をあてて笑うんですね。

義足が見えることもまるで気にすることもなく、
ジュニョクに笑いかける、ヨンドゥ。

私、アッパの顔を忘れちゃったんじゃないかって少し心配だったーーー

あの日、ジュニョクが負った二つの借り。
イ・ヨンミンPDへの借りと、娘への借り。
ようやくジュニョクは両方とも返すことができたのかもしれません。
これから、二人はたくさんの時間を過ごすことでしょうね。
とても希望にあふれるシーンでした😊
(そして、個人的に子役さんとの絡みが好きなだけなんです~嬉しい~

■最終回に向けて、ジュニョクの計画は?

最終回前、展開を整理しておきますね。

なんだかんだピンチがありながらも、
社長の金庫から防犯カメラの映像を盗み出すことに成功したジュニョク。
その映像から、スヨンの死の真相を知ることになります。

ジスもまた、局長から父が賄賂をもらっていた証拠、
お金の映った写真を見せられ動揺します。
しかし、そのお金はイPDとジュニョクが仕組んだ芝居であったことを知り、
ジスは局長が渡してきたお金を返し、局長ときっぱりと決別します。
すると、局長はジスが実力で就職できたと思ってるのか?と言って、
ジスの採用の真実をほのめかしてきたのでした。

さらに、ヤン部長やギョンウたちが、
デイリー韓国の不正をあばく行動に出ようとしていたことから、
ジスはついにジュニョクの意図を彼らに明かしてしまいます。
(というか、つい口走っちゃったんですよね💦)

そして、スヨンの死の真相も含めて、
デイリー韓国の不正採用等について、文書にまとめたジュニョクは、
まず文書をキム刑事に送りました。

さらに、新羅日報のク記者に連絡して、
内部告発をしようと新羅日報を訪れ、記事を渡します。
しかし、新羅日報の局長室に入ってきたのは、なんとナ局長とアン代表でした!
新羅日報はナ局長とグルだったんですね。

どうすることもできなく落ち込むジュニョク。
しかし、局長は心を入れ替えるならすべて丸く収めてやる、と言います。
娘が大人になるまではちゃんと稼がないと、と言うんですね。

でも、記事を警察に送っちゃったしとか、
社長が許すわけがないとか、そう言うジュニョクに、
そんなの自分が何とかしてやると言うナ局長。
もちろん、局長にも意図があるんだろうけど、
ここまで裏切ったジュニョクを、そこまでして引き留める姿を見ると、
やっぱり局長はジュニョクのこと気に入ってるんじゃないのかなあ~と思っちゃいますね。

そして、局長は、
自分と新羅日報の局長が大学の先輩後輩なのを知っていて、
新羅日報に持ち込んだのは、
私に止めてほしいというジュニョクのシグナルだと思った、と言います。
その言葉に、ジュニョクも翻意を局長に告げるのでした。

また、15話の最後、
ジスが父親の遺品を見ていると、その中に「H.U.S.H」と書かれた名刺があるんですね。

裏には、

Hopeful
Upbeat
Ji-Soo’s
Han-Kook

希望に満ちて、前向きな(肯定感にあふれた)ジスの韓国を夢見てーーー
と書いてありました。

何と、HUSHはもともとはジスの父の言葉だったみたいです。
でも、「ジスの」の部分って頭文字、Sじゃないような…💦

いよいよ次回最終回ですね‼



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