【韓国ドラマ】「ハッシュ(허쉬)」第9・10話感想/ファン・ジョンミン

今週は9話、10話まとめて短めでいかせていただきます💦いや、10話があまりにも書きたいことなくて…すみません😢

12月11日より、ファン・ジョンミンさん出演のドラマ「ハッシュ」が始まりました。
いずれ日本でも放送されると思いますが、それまで待ちきれずにご覧になっている方向けに簡単なご紹介(っていうか、自分的に印象に残った部分)を書いてます。
完全にネタバレです! あらすじ解説でもないので見ていない方、これから見ようという方には正直おすすめしません💦

あと、字幕がないため間違って理解している部分もあるかと思います。その点はご了承ください。

ネタバレ注意‼

■お前の感も以前ほどじゃない

前回、コ・スド議員のところへ行って一芝居打ったジュニョクとジス。
コ・スド議員の不正に確信を持ったジュニョクは、さっそくナ局長から呼ばれます。
ジュニョクはこれまで得た情報から、
今回、裏で行われていたことを局長に話し始めました。

コ・スド議員の不正が分かる採用リストが見つかったことで、
デイリー韓国で議員を助ける策略が計画されたようです。
局長は最初反対していましたが、ユン部長が議員に恩返しする機会だと提案します。
恩とは、社長の姪と有力議員の息子との縁談をまとめてくれたのがコ・スド議員だったからです。

リストが見つかった以上、どうせどこかに報道されるだろうから、
デイリー韓国が特ダネとして報じて、裁判の直前に誤報を出すことにする。
それにより世論を有利に動かして、裁判所が無罪判決を出しやすくしたところで、
その後、コ・ユソブが議員の罪をかぶって自白する、というシナリオです。

そして、ジュニョクは社長の姪の写真を局長に見せます。
すると、局長はあの指を三角に組むポーズを作って
「お前の感も以前ほどではない。コ・スドを締め上げろと言ったが、社長をとは言わなかった」と言います。
ジュニョクは「それでは、一体何を明らかにしてほしかったんです?」と尋ねます。
相変わらず局長は何を考えているか分かりませんね~(しかも何であのポーズ?)

さらに、ジュニョクにあなたは何も悪くないと言うのか?と問われると、
そうは言ってない、けれど、このことでわが社の者は誰も傷ついていない、という局長の言葉に、
ジュニョクはかっとなり、
記事でいたずらして、人が傷ついて死ぬのを、一体何度見ようというのか!と激高します。

さらに、ジュニョクの話はあくまで作り話であって、事実ではないと言う局長に、
ジュニョクは最後のピース(証拠?)を見つけて私の名前で記事を書きます、辞表の代わりにーーー
と言い放ち、局長室を後にしました。

■今回すべての真相が明らかになりました

もちろん、ジュニョクの話はあくまで推測であり、証拠がなかったのですが、
その後、いろいろなピースがそろってきます。

まず、ジュニョクのデスクの引き出しに、知らないうちに入っていたUSB。
そこには、ジュニョクにスヨンの名前を取り除けと言った時の局長の話を録音したファイルが入っていました。
なんと、それはスパイだと思われていたデジタル・ニュース部のインターン、カン・ジュアンが録音したものだったんです。
実は彼はスパイではなく、この録音をジュニョクにこっそり渡したかっただけだったんですね。

さらに、友達のソ・ジュウォン検事が検察とユン部長が示し合わせてシナリオを書いたという
コ・ユソブを捜査した際の資料を提供してくれます。
ソ検事はジュニョクに協力したことで検察で立場が悪くなっているのですが、
検察の不正に嫌気がさして、すべて暴露して検察をやめようかと話すのでした。
ソ検事、こちらも本当にいい友達ですね。

上司にジュニョクのことを聞かれて、
「あなたのことは知らない、大学でもそんな親しくなかった、自分も迷惑してる」って言ってしまった、
ごめんなーーー

いやいや、そんなこと言わないで~って感じです。
ジュニョクは「俺の方こそごめん」としか言えません。
でも、ソ検事はお前のおかげで俺も昔に戻れた、気分いいーーーって言って晴れ晴れと笑います。

何とかソ検事の暴露を止めたジュニョクですが、
(結局、10話でゴシップ雑誌に暴露してしまったようですが)
その後、ビリヤード場でキム刑事と話していて、
警察署で見かけた社長の姪を迎えに来たのが、婚約者であり、
その男がデイリー韓国の記者だと名乗ったことを知ります。
自分の車のドライブレコーダーを確認すると、
何と、姪の婚約者は政治部に異動したインターン、ホン・ギュテでした!(やっぱりあいつか~💦)

そして、ジュニョクは、カン・ジュアンからもらった録音の中の、
局長のある言葉を思い出し、ことの真相をすべて悟ることになったのです。

■私も悪い奴になって、悪いことをしてみようと

すべてを知ってジュニョクはある決意をします。
そのために、ジュニョクはジスやカン・ジュアンに教訓めいたことを言い残したりします。

また、ヤン・キャップと一杯飲みに行き、やる気のない様子を装ったりもします。
記事はどうするのかと聞かれ、「記事は記者が書くものだ」とゴミ記者だった1話の台詞を繰り返すんですね。
このあたり、すでに周りの人間を欺くための芝居を始めてたんだろうなあと思うのですが、
何か分かりずらかったですよね

そして、ジュニョクは局長を昼食に誘い、
自分はコ・スド議員の採用不正を告発するのではなく、
デイリー韓国の採用不正を告発すると言いました。

つまり、デイリー韓国では、議員の息子(ホン・ギュテ)を不正に採用したとばれないように入社させていたようなのです。
なんか、採用不正って、日本ではちょっと理解しずらいんですけど、韓国では不正行為みたいですね。
実は、局長はスヨンのことをジュニョクに命じる時、
「今回はインターン全員採用しないといけないから」
だから、スヨンの名前を取り除いておけ、と言っていたのです。
つまり、全員採用にしないと、議員の息子をコネで入れたことになってしまうから、
全員無条件採用にしていた、ということらしいですね。
そのため、スヨンの存在が困ったことになってしまったのでしょうか。
そして、その言葉がしっかり録音として残ってしまっていたのです。

ジュニョクは、
「世の中には、どんなに現実に苦しめられても最後まで戦う人たちが結構いるものです」と言い、
デイリー韓国の採用不正を記事にすると宣言します。

しかし、局長はそんなことをしたら、リストを提供してくれたギョンウの友達や
ジスや他のインターンはどうなる、彼らはみんな職を失うんだぞ、とジュニョクを脅します。

すると、ジュニョクは、書くと言っていた記事の紙を破り捨てると、
あの局長がやる指を組み合わせるポーズをしてみせました!

「ヒョンニムも年を取りましたね。
世の中にはそんな人がいると言いましたが、私がそうだと言いましたか?
私も悪い奴になって、悪いことをしてみようと」

そして、まず社長と食事をさせてください、私も15階に上がらないとーーー
と逆に局長を脅し、社長の懐に飛び込もうとするところで、9話が終わります。

■10話はちょっと展開が…

9話で、ジュニョクが敵の懐に飛び込んで何かをしようと思っていることはよく分かりました。
どういう展開になるのだろうと、楽しみにしていたのですが…
しかし、10話の展開はさすがに、ちょっと!って感じでしたね💦
いや~ちょっとこれはありえなくない?という感じです。

簡単に展開を書くと、
ジュニョクは出世(お金)を目当てに、記者をやめて、
15階にある企画室のようなところに異動することになります。
なんと、室長はユン部長でした。

ジュニョクは人が変わったようになり、
手始めに「No Gain, No Pain」のサイトの影響力を落とす企画を提案し、
社長の信頼を勝ち取ったようです。
(何か、この企画も大したことのない感じなんですけどね。なんかできるやつ認定されてましたね)

さらに、インターネットニュースのVニュース(完全にマスゴミです)のアン代表と、
初対面でいきなり、お互いこいつは利用できるぜ、って感じで意気投合してしまうという💦

このアン代表というのもちょっと強烈なくせものキャラで、
もう9話までのテイストと違いすぎて、何かついていけないものを感じました…😢

周囲の人たちはジュニョクの裏切りに絶望したり、驚いたりしているわけですが、
さすがに12年間同じ職場で働いていたジュニョクのキャラが、
1日で豹変したらおかしいと思いませんか…?
まあ、ジスやギョンウはともかくさすがに他の人は騙されすぎでしょう💦
このテイストでどこまでひっぱるのか分かりませんが、
一体このドラマどうなってしまうのでしょうか…? 迷走してない? ともやもやした10話でした。

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