【韓国ドラマ】「ハッシュ(허쉬)」最終話感想/ファン・ジョンミン

「ハッシュ」ついに最終回になりました! ここまでブログを書けたことが感慨深いですね。では、最終話です~

12月11日より、ファン・ジョンミンさん出演のドラマ「ハッシュ」が始まりました。
いずれ日本でも放送されると思いますが、それまで待ちきれずにご覧になっている方向けに簡単なご紹介(っていうか、自分的に印象に残った部分)を書いてます。
完全にネタバレです! あらすじ解説でもないので見ていない方、これから見ようという方には正直おすすめしません💦

あと、字幕がないため間違って理解している部分もあるかと思います。その点はご了承ください。

ネタバレ注意‼

■ついにジュニョクの計画が終わります

15話で内部告発をナ局長に止められ、
ナ局長の説得に折れて、ジュニョクはもう一度局長に忠誠を誓い、
会社に残らせてもらえることになりました。
社長もジュニョクに謝罪の記者会見をするように言い、ジュニョクの行為を許しました。

また、ジスはギュテから、自分がギュテの採用を隠すために採用されたことを知り悩みます。
ジュニョクが最後に心変わりしたのも、
自分の採用にまつわることを隠すためだったのではと考えてしまいます。
結局、ジスはデイリー韓国をやめることを決意し、
最後のお別れをするためいつもの居酒屋に皆を呼びました。
そこにジュニョクもやってきます。
一度はジュニョクの心変わりに腹を立てたハッシュメンバーでしたが、
娘と6年ぶりに会って気持ちが変わったというジュニョクを皆許すのでした。
久しぶりにハッシュメンバーたちの暖かな時間。
どんな馬鹿なことをしても受け入れてくる人たちがいる、場所がある。
そんなシーンにほろりとしてしましました。

そして、翌日。
記者会見に臨むジュニョクは、決められた原稿を読まず、
突然、デイリー韓国をめぐる採用不正のこと、No Gain, No Painサイトを計画的につぶしたこと、
そして、それらすべてが、パク社長の出馬のために計画的に行われたものであることを暴露しました。
時を同じくして、ヤン部長、チョン・セジュン、キム・ギハ、ギョンウ、ジスも個別に記者を集めて、
コ・スド議員の採用不正のこと、誤報のこと、検察との取引のことをすべてを公表していたのでした。

実は記者会見の前日、
皆で飲んだ帰り、記者たち恒例のじゃんけんをします。
記事を切られないように、最後まで拳(グー)を出して戦うという慣習に、
グーを出してほほ笑み合うハッシュメンバーたち。

しかし、最後にジュニョクがチョキを出して、
「私が負けたから、私がすべてが終わらせることができるようにして」と言い、
明日の記者会見も自分の計画の内であったことを明かします。
他のメディアに持ち込んでも書いてもらうことはできないだろうから、
自分が公の場で発言できる機会を得るまでが、ジュニョクの計画だったんですね。

自分一人でやろうとするジュニョクに、
ヤン部長が「何であろうと、一緒にやろうって言ったじゃない」と言います。
家族の後押しを受けていた彼らもまた、ジュニョクと行動を共にすることにしたのでした。
みんながやろうと言うと、ジスが泣きそうになりながら言います。
「みんな未熟者だね。ご飯はペンより強いってことまだ分からないの?」
すると、ジュニョクが、
「記者は嘘をつかないで給料をもらえる職業でしょう?」と、
ジスが採用面接で言った言葉を言うのでした。

ハッシュメンバーとともに、すべてを告発するジュニョク。
そして、記者会見の最後に、
「これは暴露でも特ダネでもありません。
オ・スヨンインターン記者へ送る反省と懺悔です」と語りました。

■ジュニョクとそれぞれの結末

ジュニョクたちはデイリー韓国をやめることになり、
ジュニョクとナ局長の不思議な縁もこれで終わることになりそうです。

記者会見の時も、何度もジュニョクに書かれたこと読むように念を押す局長。
ジュニョクが不安なんですか?と聞くと、
不安じゃない、心配なんだ。これが本当にお前の最後のチャンスだからーーーそう言います。
まるで、ジュニョクが職を失うことを心から心配してるみたいでしたね。
記者会見の最後にジュニョクと顔を見合わせる時の表情とか、
何か最後まで何を考えてるか分からない人でした…💦

最後にジュニョクが去っていく際に、初めて怒りを爆発させてみせるんだけど、
何かそれもジュニョクが自分のところから去っていくことへの苛立ちみたいに見えました。
もちろん、考え方は正反対だけど、二人は唯一認めあえる存在だったのかもしれないです…
最後、局長がCEOの椅子に座り、ジュニョクの「局長はすべて予想していたのではないか?」というナレーションが入るシーン。
ついにCEOまで上り詰めたわけですが、どこか寂しそうにも見えましたね。

また、パク社長も、ジュニョクに手痛い裏切りをされながら、
ジュニョクを嫌いにはなれなかったんだろうなあと思います。
最初に裏切られた時も、腹は立つけど、彼のことは嫌いになれないと言っていました。
最後のジュニョクの行為に、ピンセットを投げつけて怒りますが、
かつて社長が亡くしたジグゾーパズルの1ピース、もう要らないと言ったそのピースを見せて、ジュニョクが言います。
「なくてもよいと思った一つの切れ端が、全体を崩すことがあるのだから、
間違いがあれば、遊びはいったんやめて、お願いだから、本当の新聞を作ってくれ」
去り際のその一言に激怒するでもなく、愉快そうにほほ笑むようなその表情にも、
本当は悪い人じゃないだろうなあ~という気持ちにさせてくれた人でした。

そして、何よりこの人。オム部長!
私物を片付けて出口へと向かうハッシュメンバー。

誰もが遠巻きにして声をかけられずにいるのですが、
オム部長がもう泣きそうな顔して、本当に寂しそうなんですよね。

どうしてお前らは。
一緒に行こうって、社交辞令でも一言ぐらいーーー

一気に部下がこんなにやめてこんな悲惨な上司いないよと言って、
泣きそうになるオム部長に、ジュニョクがにっこり笑ってぎゅってしてあげます。
セジョンともお別れのハグ😊
セジョンのことほんと好きだったんですね~
もちろん一緒に行けるわけもないんだけど、
若い時の思い出を共有する仲間たちが去っていくことが本当に寂しそうで。
オム部長、本当にいいキャラでしたね。このドラマいち好きだったかもしれません💦
(アイキャッチ画像、オム部長にしちゃった💦)
そして、最後にオム部長は念願の局長に昇進します。
局長室でコーヒー淹れて、コーヒー飲みたい人~!って言ってるのもかわいかったです!

■「明日の韓国」を創刊

ジュニョクとハッシュメンバーは、デイリー韓国をやめた後、
No Gain, No Painの運動に参加し、
オ・スヨン法の成立を目指す市民運動に協力します。

運動をする若者たちと食堂で食事をしながら、
若者たちのスプーンにそっとキムチの一切れを乗せるジュニョクたち。
そんなキムチの一切れのように暖かく、慰めになるメディアが
今こそ必要なのだ、とそう思うのでした。

それから、告発されたパク社長やナ局長は結局嫌疑なしとなり、
ギュテは聴取さえ受けませんでした。
コ・スド議員も結局有罪にはならず、
彼らの行為も、現実を変えることはできなかったのかもしれませんが、
後日オ・スヨン法(内容はよく分かりませんが💦)が成立するのでした。

そして、ジュニョクたちは、
「明日の韓国(내일 한국)」を作り、インターネット放送を始めました。
実は、スタンフォード大学に留学していたセジョンの息子が
大学を辞めて人気ユーチューバーになっていたんですね。
そのセジョンの息子のチャンネルで放送を開始するのでした。
なんだかんだ言って、いつもの楽しそうなハッシュメンバーを見て、
ほっとした最終話でした😊

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